黄金週間も残すところあと一日、TAさん・CHさんは名残惜しそうに昨日島を後にされました。今頃自宅で、次回の島での生活を検討されているでしょうか。
昨日、何時ものように自転車で出かけ、西浜から坂道を上がり、千畳敷入り口のバス停で一息入れていると、バスから二人降りてこられました。「千畳敷に一番近いところで降ろして下さい。」と頼んだそうです。「自動販売機が有りませんか。」と聞かれたので、「下の公園に水飲み場が有りますよ。」と返事をしました。不服そうでしたが、降りて行って、しばらくして帰って来て、「此所には何にも無いんですね。」と、千畳敷へ向かわれました。
この島には、自動販売機が少ないのが気に入っています。島全体で15台位でしょうか。でも、ビールの自動販売機は2台有ります。特に、駐在所の前の自動販売機は、クレジットカード対応です。
これだったら、釣り銭切れでもビールが買えます。(普通の機械は、釣り銭が無くなると販売を停止します。)
島にゴミが少ないのは、自動販売機が少ないのが影響していると、私は思います。特に、灯台周りには、投棄されたゴミが見当たりません。これは、管理の方の努力も有りますが、来られる人がゴミを捨てないことが一番の原因では無いかと思います。でも、今朝は
ペットボトルが2個吸い殻入れの上に載っていました。これでも良いのです。崖下へ投げてないのですから。でも、島民としては、持ち帰って頂きたいものです。
橋が架かって、当然のごとく灯台周りにも自動販売機が置かれるでしょう。そうなると、このままで済まないのは明かです。
この4/23に「伊王島のきれいな海を守ろう」の一環として、全島民参加の一斉清掃が行われました。「伊王島課題検討会」の主催だそうで、沢山の方の参加が有ったそうです。今後も、逐次実施されるそうです。でも、何か変です。海岸の漂流ゴミの集積・処分は、行政の仕事の一部では無いのでしょうか。島の人は、ゴミを海へは捨てません。島外の人が捨てたゴミを、なんで島民が集めて回る必要が有るのでしょうか。確かに、島の活性化を観光施設に頼っているのは仕方のないことかもしれませんが、ゴミ拾いまでして活性化のためだとは、方向が違っていると思います。利益追求のためだったら、何をしても良いとは誤りです。有る企業は、社内でボランティアを募って、毎年海岸清掃をされ居てます。其の企業の工場は、島での事業を閉鎖されていにも関わらずです。海水浴場を運営しているので有れば、シーズン外でも定期的に清掃活動をすべきです。それは、企業としての有るべき姿として当然だと思います。ゴミの持ち帰りのキャンペーンもしかりです。来島者 を増やす営業も大事です。でも、この自然を守って行くことは、もっと大事なことであることを気付いてて頂きたいと思います。お客様に対するおもてなしの心の教育も大事ですが、この島の今の状態を橋が開通後も、保持して行く教育と行動は尚、大事だと思います。
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