樫浦の区長さんに誘われたので、「とんばんさん」を観に行きました。これが二回目で10年ぶりに成ります。
「とんばんさん」の由来は、樫浦に有る琴平神社のお祭りで、農業・漁業の豊作、豊漁を祈願するために4月の7,8日の一番近い土日に開催される地区のお祭りです。
「とんばんさん」の呼び名は、昔は琴平神社の場所に、異国船の到来を見張る「遠見番所」が有ったことからなまって、「とんばんさん」と呼ばれるように成ったとの言い伝えが有るそうです。
伊王島にも、二カ所ほど「遠見番支所跡」という史跡が有ります。7日は、琴平神社の御神体が、地区の御旅所へ来る「お下り」の祭礼が行われました。
13時30分頃に現地へ到着。10m/sec以上の風が吹き荒れて寒い中、行列の準備が始まりました。
神社より御神体が到着。 準備完了
箒が続きます。
太鼓とお囃子が神輿を先導します。
お姉さんや女の子の踊りが続き
最後尾が大人の鋏み箱でした。
踊りの到着
大人の鋏み箱到着
最初から最後までじっくりと観覧させて頂きました。地区に伝わる行事を伝えて行く地区の人たちの熱意と、それを支えて居る役員各位の熱意が伝わるお祭りです。
このお祭りの日は、必ず天気が崩れると旅館のお母さんは言われていましたが、悪天候を吹き飛ばすような小さな子たちの演技は、微笑ましい物が有りました。
聞きますと、区内の人たちだけでは人数が揃わなく成って、近隣の人たちも応援して参加されているそうです。
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