私たちは、2007年の3月に伊王島へ移住して来たのですが、その時にすでにこの宿泊棟は、設置されていました。
A棟B棟と2棟有り、1棟10人が宿泊出来る設備が揃って居ました。
2年ほど前に宿泊の募集は終わったのですが、今月に入札に依って売却されるそうです。
売却の理由は、はっきりしませんが、維持管理に経費が掛かりすぎるのも一因の様です。
あくまでも居住することが入札の条件になっているようです。どんな人が買うのか興味が有ります。
現在9月18日の午前7時30分です。いよいよ最強クラスの台風14号が明日の未明に最接近する様です。
昨日、船は深堀のマリンクラブへ揚げました。飛びそうな物は、片付けて台風の接近に備えます。
全体の位置。独立して宿泊棟B棟が有ります。
高島は、南に位置します。右側に沖の平瀨が見えます。そんなに波は、高く有りません。
我が家は、東側と海側の南側が開いた状態で建って居ます。
東側からは、此の状態です。
一昨年の台風では、此の隣地との仕切りが完全に壊れました。
今回の14号の風は、南側から吹く予報になっていないので、少しは楽では無いかと思って居ます。
7時の予報です。
お昼にシャッターを全て降ろす予定です。その時に、もう一度報告します。
迷走してノロノロ北上の台風11号が、9月5日~6日に掛けて通過して行きました。
5日は、広島へ仕事に行くのを中止して、台風対策をして、建屋の東と南側の雨戸を閉めてから、台風避難で嬉野温泉へ一泊の予定で出かけました。
台風が接近して来ても、飛びそうな物を片付けると、何にもする事が有りません。今は、各県で旅のキャンペーンを実施して居るので、今回は「佐賀支え愛宿泊キャンペーン」を利用しました。
本日、お昼過ぎにドキドキしながら帰って来ましたが、建物には何の変状も見られなかったので一安心。
庭と畑は、強風と一緒に巻き上げられた潮が、畑の作物や庭の草花に噴霧されるので、塩害が発生します。
2本のシマトネリコも葉を落として仕舞うでしょう。
ウッドデッキを彩っていたつるバラも、強風で、折れてしまいました。
庭の草花も立ち枯れ状態に成ってしまいました。
畑も潮風の影響を受けいます。
沖の平瀨は、うねりで白波を被って居ます。
口の瀬の回りは、潮の色が変わって居ます。
昨日の雪は、昼間に道路部分は消えてしまいましたが、昨夜から今朝までに降った雪で一面の銀世界に成りました。
平坦な面で積雪は、7~8cm程度でした。
風が収まったので海面の白波は、収まっています。
予報に依りますと、今夜から明朝に掛けてまだ雪が降るそうです。
昨日からの強風は、収まりましたが、夜半から降り出した雪が5cmほど積もりました。
今朝7時の気温
島内バスも止まって、完全に孤立しています。
今夜も降る予報ですので、積雪量はまだ増えそうです。
日曜日までは、島外に出ることは出来ないようです。一昨日、買い物は済ませたので特に不便は有りません。
ちなみに、長崎での大雪の記録は、2016年1月24日 に 110年ぶりの大雪との記録が有り、この時の積雪量は、市内で17cmだったそうです。
この日は、仕事で広島から帰ってきた日で、バスが止まっていたので伊王島港から歩いて帰った記憶が有ります。
お昼に雨が止んだので、風と波高の状況を見てみました。
口の瀬。 風は南南西。風速は7m/sec程度。波高は、3mほどです。
沖の平瀨 。
この程度の台風で有れば、船を陸へ揚げる必要は有りません。
天気予報の示す風速や波高は、最大値を示しているようです。
先週、UPしたこの写真の船名が解りました。やはり「ほしなべさん」が私のブログを見て気づかれた様です。
海底ケーブル布設船の「Resoiute」と言う船でした。あれから、長崎港には入港せずに柳ふ頭に停泊したため、気づかれなかった様です。
船尾に特徴が有るらしく、もう少し追跡すれば良かったと悔やんで居ます。
樫浦の区長さんに誘われたので、「とんばんさん」を観に行きました。これが二回目で10年ぶりに成ります。
「とんばんさん」の由来は、樫浦に有る琴平神社のお祭りで、農業・漁業の豊作、豊漁を祈願するために4月の7,8日の一番近い土日に開催される地区のお祭りです。
「とんばんさん」の呼び名は、昔は琴平神社の場所に、異国船の到来を見張る「遠見番所」が有ったことからなまって、「とんばんさん」と呼ばれるように成ったとの言い伝えが有るそうです。
伊王島にも、二カ所ほど「遠見番支所跡」という史跡が有ります。7日は、琴平神社の御神体が、地区の御旅所へ来る「お下り」の祭礼が行われました。
13時30分頃に現地へ到着。10m/sec以上の風が吹き荒れて寒い中、行列の準備が始まりました。
神輿はまだ車に乗っていました。
神輿を車から降ろして準備をしていると
神社より御神体が到着。 準備完了
行列が始まり、清め水を撒き 路を掃き
獅子が男の子の持っている玉を追って進み
箒が続きます。 太鼓とお囃子が神輿を先導します。
小太鼓が続き この後にこの祭りのメーンの子供の鋏み台です。
お姉さんや女の子の踊りが続き 最後尾が大人の鋏み箱でした。
行列は、御旅所へ到着。
神輿は御旅所へ安置され、演技の奉納が行われました。
子供の鋏み箱到着
踊りの到着 大人の鋏み箱到着
獅子舞の奉納
最初から最後までじっくりと観覧させて頂きました。地区に伝わる行事を伝えて行く地区の人たちの熱意と、それを支えて居る役員各位の熱意が伝わるお祭りです。
このお祭りの日は、必ず天気が崩れると旅館のお母さんは言われていましたが、悪天候を吹き飛ばすような小さな子たちの演技は、微笑ましい物が有りました。
聞きますと、区内の人たちだけでは人数が揃わなく成って、近隣の人たちも応援して参加されているそうです。