2007年4月にこの島へ移住して早8年が経過しました。橋も架かりバスも島へ乗り入れて、その頃と比べたら生活環境は格段に向上したように思われます。
しかし、生活の質的な物は8年前と何ら変わりが有りません。
週の3日間を広島で勤務して木曜日から日曜日までを島で過ごす生活をすでに8年間も続けて居ます。
島へ居る時には、仕事の連絡が来るとインターネット回線で広島の事務所のハードディスクへ接続して、データーの更新や資料の閲覧をしながら作業し、出来上がった物は、直接客先へメールで提出するシステムで処理をして居ます。
8年前は、インターネット回線はADSL回線でしたそして今もADSLです。沢山の写真が添付されていたり、説明するのに容量の大きい資料を添付しようとすると、すごい時間を要します。
そこで、先日NTTへメールで光回線が島へ来るのか問い合わせて見ました。
その回答は、
「平素よりNTT西日本をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
NTTマーケティングアクト九州支店サービス推進部 ●●と申します。
NTT西日本では、フレッツ光サービスのエリア拡大にあたっては、投資に見合う規模であるか等を勘案しながら、投資の決定を行なっております。
従いまして、交換所の規模によっては、NTT西日本単独での光ファイバー提供が難しいため、フレッツ光サービスの提供を行っておりません。
NTT西日本としましても、これまで多くのお客様からサービス拡大に関するご要望を頂戴し、少しでもエリア拡大が図れるよう努力しているところでございまして、実際に長崎県内ではH21年度に福江ビル、H22年度に多良見・鹿子前ビル、H23年度には針尾ビル、H24年度には深堀ビル、長崎三和ビル、有家ビル、H25年度に有川ビル、青方ビル、加津佐ビル、口之津ビル、小浜ビル、H26年度に新魚目ビル、琴海ビル、島原深江ビル、大瀬戸ビル、島原有明ビル、H27年度に島原国見ビルと順次サービスエリアを拡大しているところでございます。
しかしながら、お客様のお住まいのエリアにつきましては、大変心苦しいのですが、現時点ではフレッツ光の提供が困難なエリアとお伝えせざるをえません。また、いつご利用いただけるようになるかのお答も難しいところでございます。
但し、同様の規模のエリアであっても、例えば行政側の協力等(工業団地の新規の造成、情報化政策等)により、フレッツ光サービスの提供を実施したエリアもございます。
ご要望にすみやかにお応えできず大変心苦しいのですが、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます。」
要するに、「投資に見合う収入が得られない様なサービスは、提供出来ない。」との回答でした。
しかし、此は真実では無いよう思われます。
実は、私の広島の事務所も伊王島に劣らない位の過疎の場所に有ります。それでも、NTTの光回線がくまなく張り巡らされて居り、市の広報及び災害緊急連絡として光ケーブルのCATVが各家庭へ引き込まれて居ます。
此は何が違うのか、行政の市民サービスにたいする根本的な考え方の違いに有るように思います。
国際会議が出来る様な場所の建設、新幹線。。。等に資金をつぎ込む 「人が来て、賑やかになれば、それで市民生活の向上が計れる」 を目的とした施策
それが、実際の市民生活の質の向上につながるのでしょうか。
防災無線の設備は無く、屋外の拡声器に依る通報。 「通報が聴きにくかったら、電話で通報を聴くことが出来ます。」と電話番号を通知する無頓着さ。。
昨日昼過ぎから雨が降り続き、海は大荒れ。 日曜日は、出航出来るかな。。。
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