悪いことは、続く物だと云うことを身にしみて感じました。9月28日にやっと退院して来たのに、1週間も経たないのに再び入院する事態が発生しました。
段々体力が回復して、そろそろ脚力を戻そうと、1ケ月振りにロードバイクに乗ってみました。10月4日には、伊王島灯台への最後の急坂も難なく上がれたので、翌日の5日(土曜日)もその坂に挑戦しました。坂を登りだして残り100m ほどに成って、一生懸命ペダルを漕ぐのに自転車は前に進みません、「ああこれはおかしい」と思った瞬間、落車。ほんの一瞬の出来事でした。
所謂、「立ち転け」で尻から落ちました。落ちてから直ぐに立ち上がろうとしましたが、右足に力が入らなく立ち上がれません。
これは、おかしいと思いつつ路肩へ移動しました。丁度、灯台の売店へ行く車が通りかかったので、自宅まで乗せてもらいました。自宅へ戻っても右足の感覚が無く、直ぐに救急車を呼ぶしか無いと思い119番へ電話をしました。
約20分後に深堀の消防署から救急車が到着。かかりつけの病院を聞かれましたので、長崎みなとメディカルセンターへ行って欲しいと頼んだのですが、対応できる外科医が居ないと言うことで、大学病院と交渉して受け入れて貰え事になり、大学病院へ向かいました。人生初の救急車搬送でした。
大学病院では、外傷センターでの対応で、直ぐにレントゲンを撮り、右大腿骨頸部骨折との診断で人工骨への置換が必要で翌日の9時から手術をしますとのことで、そのまま入院しました。
翌日は、9時から始まりどの程度の時間が掛かるのか担当医に聴くと、手術自体は1時間ほどで終わるが、麻酔の覚醒に2時間ほど掛かるので全体で3時間ほど掛かるとの返事でした。12時過ぎに手術完了そのまま病室へ。ほとんど痛みは感じませんでした。治療は順調で、10月11日には長崎みなとメディカルセンターへリハビリの為に転院。リハビリも順調に進み10月25日に退院しました。退院時は、杖なしで自分の足で歩けるようになるまでに回復しました。
ただ、大腿骨のもろさが進んで居るので、今度転ぶと左足の大腿骨が折れるので今後、自転車乗りは止めたが良いと整形外科医に念を押されました。
結果としては、2ケ月の入院と成りました。今年は、猛暑の影響で、ほとんどの人が釣りに出かけて居ない様です。台風21号が通り過ぎたら、預けてある船を降ろそうと考えて居ます。